名前:フランキンセンス、乳香、オリバナム、薫陸香、Frankincense
学名:Boswellia carterii
科名:カンラン科
抽出部位:樹脂
抽出方法:水蒸気蒸留法
フレグランスノート:ベースノート
注意点:妊娠初期は避ける
香り:【樹脂系】ウッディーとスパイシーが混ざり、僅かにすっきりした感覚が残る香り
精油を表すキーワード:やさしさ・静けさ・瞑想
【香りのイメージ】
縛られてしまった感情や忘れられない過去から解放させてくれ、自己を高める手助けをしてくれます。呼吸を深め、心を静かにさせ、集中させる香り
【ストーリー】
オリバナム・乳香とも言われ、古代エジプト、バビロニア、ヘブライといったさまざまな文明で、宗教儀式に使われてきました。
聖書にもイエスが誕生してすぐから22回も登場し、宗教には欠かせない存在ということが伺われます。
フランキンセンスの語源は、中世フランス語の「純粋」の意味と、ラテン語の「燻す」という言葉が合わさったもので、古くから神聖なものとして扱われてきたことがわかります。
【植物の特徴】
フランキンセンスの木は、樹高3-7mの低木で白か薄い紅色の花を咲かせます。
樹皮の内側に樹液が蓄えられていて、樹皮に傷がつくと液が出てきまがその樹脂を水蒸気蒸留したものがアロマセラピーの精油です。